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1968年 BENZ 280SL 鍵製作作業

2012/07/03

今回の作業は、1968年式 BENZ 280SLの鍵の製作 数年の間乗っていない車輌を入手された、車屋さんからの依頼です。東北方面からローダーにて、運んできた車輌で、IGNキー無し、トランクキー無し、FUELキー無し、かろうじてドアキーのみ、有りの状態。IGNキーが無いのでステアリングがロックした状態で、運んで来るのに大変な苦労が有ったそうです、ましてエンジンも始動出来ないのでエンジンの状態も点検出来ない。まずは、一番面倒なIGNのキーから製作開始、シリンダー内部を見るとシリンダー内部が結構摩耗している、ディスクの動きも微妙な動き、大丈夫かな?年式が年式だから、しょうがない。ピックしても回る気配が無いので、インプレッション作業に変更、20分位かななんとかシリンダーが回ってくれたので、早々に車輌から取り外す、外したシリンダーを分解清掃して、新車時のキーを復元して、車輌に装着。なめらかな回り具合になり、自己満足。次にトランクのキー製作作業、ここでオーナーさんから、ものすごい情報を頂きキー製作、10分位で完了。情報とは、このW113系車輌1970年以前は、助手席グローブBOXのキーと、トランクのキーは同じだそうで、簡単に外れるグローブBOXのシリンダーにてキー製作。当然トランクのキーシリンダーもスムーズに作動。FUELキーに関しては、取り替え用の新品ガスキャップが在庫しているので、製作しなくてもよいとの事で、キー製作作業は完了。1970年以降のW113は1本のキーにて、全てのシリンダーに対応しているそうです。専門の車屋さんではの、知識ですね。

今回の車屋さんは、川崎市宮前区菅生3-5-5に有る、(株)ムラタ商会様で、オーナーさんは、村田様です。TEL 044-977-6750 W113に関しては、ピカイチの情報と、数多くのW113を所有されています。補修パーツ、修理、購入などの質問は気楽に連絡下さいと事でした。今回の車輌は、機関及び内外装を全て直して販売されるそうです、当然 総剥離の全塗装、1年は掛かるかなとの、お話でした。